講師の古海光（ふるみ・ひかる）です。
高校1年生でアメリカイリノイ州にホームステイしたとき、ホストファミリーにとてもお世話になったのに、思うように話せませんでした。もう一度また会いに行って、その時はもっと話せるようになりたい、という一心で、英語学習に取り組みました。
大学卒業し、一般企業に就職しましたが、一度退職し、英語と法律の知識を生かしたいと、司法書士をめざし、受験勉強をしました。しかし、夢はかなわず…
結婚、出産、育児に追われていましたが、子宮頸がんが見つかり、がん切除手術後、3人目を授かりました。
一度きりの人生。
これまで多くの方々のおかげで、英語を学んでこれました。何かお返しできることはないだろうか？自分の海外留学と子育ての経験がお役に立てるだろうか？

わたしにできるのであれば、子どもたちの夢の実現のお手伝いがしたい…。

住職夫妻である義両親や副住職の夫に相談し、寺の図書室や、コロナ禍以降は広い部屋で、子どもたちに英語を教えています。
三児の母、寺の准坊守、そして、家族とご門徒様方のご理解とご協力をいただき、英会話講師の仕事が出来ていることに、感謝しています。

点数で評価されて、「私は英語が苦手なんだ」なんて思う前に、どんどん英語で話して、「できた！」「言えた！」「わかった！」の経験をたくさん積んで、英語が好きになってくれるよう、そして、自分に自信が持てるよう、一人ひとりのいいところを見つけて、いいね！と声かけることを心掛けています。一人ひとりが、いいところを伸ばしてほしいと思っています。